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マリノスの勢いに完全に押されてたなぁ… クラシック音楽サイトとサッカーコンテンツ(サイト)を運営している身としてはマリノスファンのCLASSICAさんの喜ぶ文章があるかもしれないと思うと切ない・・・とほほ。
その後、6月・NHK響最大の注目(←あくまで私としては)ということで目をつけていたのに代表来日戦のドサクサに埋もれてしまって、すっかり見損ねたデュトワ&NHK響の「エレクトラ」が運良くハイビジョンで再放送になってラッキーと思い見ておりました。
序盤、エレクトラが復讐を誓うシーンの字幕・・・ 「あなたを亡き者にした者達は血を流す。その血はあなたの墓に流れ込むことで願いは成就される。私達は墓の上で軽やかに踊るだろう」
・・・・・・マズい;; 非常にマズい;;;;
この字幕の内容、ガンバ大阪が華々しく完敗したすぐ後とはなんとタイミングが悪い・・・とか思ってしまいました。 この日お邪魔したガンバサイトのライブチャットはまじめにガンバを応援しつつ、どっちかというと和やかで笑いネタに終始したんですが、後で見たそのほかのガンバ応援サイトの各所日記&レポートのすごかったこと…一様に「監督辞めろ」だもんなぁ。まあ無理もないか。怪我人続出&強行出場の強行軍とはいえ、テレビ(BS-i生中継)で見てて敗戦時の反省が何も生かされてなかったように見えたんだから。 挙句の果てにガンバのDFではちょっと厳しい高さを使ってのセットプレー・ヘディング攻勢。完全に岡ちゃん…もとい岡田監督の作戦勝ちじゃないですか。 チャット(サイトミストレス・タカギ(ユ)さん、参加した皆様、お世話になりました〜)の中のネタで申し訳ないんですが、高さと対人マークで勝てないんだったら、もう少しアタックのアイデアを作るとか、自陣に攻め込まれる前にもちっと工夫してシュートまで持ってこさせないという努力をする必要があるのでは・・・? それこそ、オペラの序盤の台詞がガンバ&西野監督に痛いほど当てはまりそうで、ぞっとしてしまったのですね。 「ガンバを亡き者にした西野は血を流す解任される。その血は万博に流れ込み、ガンバサポは万博(の観客席で)で軽やかに踊る」 ・・・なんてことを連想してしまいました。(大汗) 金管(特にトロンボーン)が珍しく(笑)安定していただけに、クラシック音楽鑑賞としてならそこそこ安心して見れた&聴けた「エレクトラ」だったので、再放送がわかった段階でさっさとビデオをセットしてガンバ敗戦のダメージがある程度抜けた後で見るんだったと後悔しました…ああ(汗)
★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆ ※サッカーの別館「Puerto〜」からこちらを見ている方のために。 ここで言う「エレクトラ」はドイツのリヒャルト・シュトラウス(「ニューイヤーコンサート」のヨハン・シュトラウスにあらず)のオペラ。 「エレクトラ・コンプレックス」の語源になった神話から作られた内容で、男性として愛した父親が、母親の権謀術から殺されたところから始まる、娘エレクトラの復讐劇をオペラにしたものです。
..2003/07/26(Sat) 22:28 ..No(94)
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