GM んじゃあ、春風入っていくな。

春風 おう。

まさ 初体験だな(笑)

GM 入っていった人は全員<殺気感知>して。あと、潜入する人は<隠密>判定ね。

春風小龍斎 失敗。

GM ふたりとも失敗?

春風小龍斎 失敗。

GM そうすると、そこで雇われている用心棒が薄っすらと笑みを見せたような感じ。そしてそのまま立ち去る。

一同 (笑)

GM (なぜ笑うのだ)

小龍斎 大丈夫かな? 大丈夫かな?

春風 顔は見たんだよな。

GM 顔は見た。相当いい男だ。

小龍斎 ! それはもしかして総次朗さんなのでは?

郡司 ああ、何となくわかった(笑)

GM そういう人物が去って行く。

春風 なるほど… とりあえず部屋に案内して。

GM そうね。しばらく部屋で待つと、かなり素人っぽい女の人が入って来る。

郡司 売られて来たか(笑)

GM んで、「お酒を飲まれますか?」と聞いてる。

春風 「これ娘、名を何と申す?」

GM 名前? 名前……。

郡司 絶対考えてねーな。

GM じゃあ、さくらにする。

春風 さくら? おさくらになるのか。

GM おさくら。

小龍斎 その部屋には到達できてるのかな? 大丈夫?

GM <隠密>して。

小龍斎 あっ、ギリギリ失敗だ。

GM なら<殺気感知>して。

小龍斎 これも失敗です。

GM なら、春風には上に誰かいるって気配を感じる。

春風 うおっほん(咳払い)

一同 (笑)

まさ へぼい密偵だ(笑)

小龍斎 へぼい密偵だ(苦笑)

春風 おさくらにも酒を飲ませてほろ酔いにさせよう。

GM よし、<気合い>対決だ。こちらは気合い10にしましょう。

春風 10? って事は成功率60%だな… 成功。

GM ならば、かなり酔ったようだ。

郡司 変な事するなよ(笑)

春風 ならば、湊屋三吉の似顔絵見せて「この人物を知っておるかね。」と聞いてみよう。

GM 「この人は知りません。」

春風 おっ!?

GM 顔は見た事あるけど名前までは知らないって事だ。

春風 ああ、そういう事ね。

GM 「ただ、この前、越後屋熊平様とお話ししていらしたみたいですけど…。」

春風 そうか。ならいったん話題を変えて世間話でもしよう。んで、しばらくしたら今度ヤス吉って知ってるかと聞いてみよう。

GM 「はい、知っています。」

春風 「今日も来ておるのか?」

GM 「はい、来ております。」

春風 「ひとりで来ておるのか?」

GM 「あのお方はお金の羽振りのいい方ですから、太夫(たゆう・遊女の最高階級)さんと一緒です。」

まさ 部屋どこか聞いてみれば。それわかれば小龍斎送り込める。

小龍斎 よし、そこは聞き耳だな。

春風 いや、聞き耳しなくても大丈夫だ。そこだけ急に声がでかくなるから(笑)

小龍斎 いちおう成功してる。

GM 今、春風は一階の最低ランクの部屋に居るんだけど、ヤス吉は三階のかなりいい部屋に居るらしい。

まさ おお、さすが『ごーゆー』(笑)

小龍斎 けっこうでかいな。

GM かなり面積もあるし値段も高い。吉原でも5本の指に入る。

まさ いい部屋ったって、超いい部屋なんでしょ。そういう部屋って数少ないからすぐわかるんでないの?

GM そうね、だいたい見当はつく。

まさ (小龍斎に)さあ、君の出番だ。

小龍斎 では、その部屋を探すか。

GM 待った。それちょっと待て。おさくらは「熊平様は知らないお侍様とお酒を飲まれた事もあります。」と言ってる。

春風 見ず知らず?

GM 見ず知らずっていうか、顔は見た事ない。

春風 ほお。

GM ていうか、いつも頭巾を被って現れる。

春風 「そういう客は普段、よく来るのか?」

GM 「熊平様と一緒に来てお酒を飲まれ、その後はいずこかへ行ってしまわれます。」

春風 なるほど… 「ところでおさくら、絵を一枚描かせてはくれぬか。」(笑)

GM 「えっ。」

春風 「…それは冗談を言ってるのか?」(笑)

一同 (爆笑)

GM いやいや、そういう意味じゃなくて… あ、もう1回<気合い>対決して。

春風 ありゃ、失敗だ。

GM すると、おさくらは「私、そろそろお時間ですので。」と言って戻ろうとしますが。

春風 「……待たれぃ。」

まさ よいではないか、な。(笑)

一同 (笑)

春風 今それはまずいっしょ。

GM <色事>って手もあるぞ。

春風 <色事>なぁ… おっ、成功した。

GM であれば、ちょっとだけそういう雰囲気になります。

郡司 やばい、そこにハートマークとか出てるんだろ。(笑)

春風 はうーっ。(何なんだか…)

GM はうーって言うと、障子越しに誰かが立っているようだ。

一同 ありゃ。

春風 「よいではないか。」(笑)<殺気感知>するか… 失敗。

GM すると、そちらから「そろそろお時間です。」と声がする。

春風 ま、しょうがねーな。

GM おさくらは「すいません。」と言いながらも、ちょっとだけ君のほうに気が向いてるみたいだ。

郡司 はうーっ。(笑)

まさ はうーっ。さすがエロじじい。(笑)

GM 障子を開けると先ほどの剣客がいる。

春風 「御苦労じゃな。」

GM 「これだけ情報を集めれば充分だろう。」と言いながら障子を閉めます。

春風 しょうがない、総次朗の絵でも描くか。

GM −20%して<絵画>判定。

春風 余裕だ。しかもクリティカルで成功してるよ。こうなりゃ記憶を頼りにおさくらの絵も描いちゃる(笑)

GM はい。

春風 「おさくら…。」 ポッ。

一同 やべー(笑)

GM ちなみに、お会計は5両です。

春風 …何とかなるさ… (苦笑)

小龍斎 それではヤス吉の部屋を探しましょう。

GM <勘>チェック。+20%していいよ。

小龍斎 +20%しても足りない。

GM それじゃあ、<隠密>5回判定して。

小龍斎 …1回目失敗。…2回目成功。…3回目も成功。4回目は、おっ、00!ファンブルだ。…5回目は成功。

まさ 天井から足出たんじゃねーの「うおーっ」って(笑)

GM ヤス吉の部屋はわかった。部屋の上までは来てる。ちなみにヤス吉の部屋には太夫も一緒にいる。

小龍斎 とういう会話がなされているのか聞かなくては。

GM <聞き耳>

小龍斎 …失敗。ダメだーっ!

一同 おいおいおい。

GM そうすると、昔はとても綺麗であったろう女将が部屋に入って来る。そして
   ヤス吉に「お部屋を替えてもらいたいのですが。」と言ってる。

小龍斎 部屋を替えてもらいたい? ヤス吉を動かすって事?

GM そういう事。

小龍斎 なるほど。何か悟られているようだな。

GM 今いる部屋もいい所だけど、もう1ランク上の部屋に今日は泊まってほしいという事だ。

小龍斎 うー、その部屋まで行ってみるか。そこで何かがあるのかもしれない。

GM ただ、女将は不満そうだ。「何でなの?」ってかんじで。

小龍斎 女将が言ってるの?

GM 女将が言ってるんだけど、何でこんな事しなきゃいけないんだろうって悩んでる。

小龍斎 誰かに言われて替えるのかな?

GM そういう事だと思う。ちなみに三階にはさっきの剣客がいますよ。

小龍斎 それが関係あるのかな?

GM さー。一般客も何だ何だって騒いでいる。小龍斎が大失敗したのもあるし。

小龍斎 やばいな。何とかねばってヤス吉が移動した部屋まで行くか。

まさ それしかないな。

小龍斎 それでダメなら逃げるしかないな。

GM 部屋は奥の奥。さて、<隠密>だ。

小龍斎 隠密… 成功。

GM <殺気感知>もして。

小龍斎 成功。

まさ 調子いいんでない。(笑)

GM ヤス吉は「何でだろーな。」と言ってる。太夫も不思議そうな表情してる。

小龍斎 凄腕の用心棒がいるようだ。

郡司 なるほど。

GM そうか? 攻める時だけ強いぞ。守りに入ると弱いところもあるんだけどな。

(上3行は総次朗の話。いきなりこういう話になってたのでそのまま収録。)

小龍斎 さあ、その新たな部屋では何が。

GM 「親父の奴がくたばった。いい気味だぜ。ごちゃごちゃ言いやがって。」

小龍斎 何と。しかし、こちらから仕掛けるわけにもいかないし、黙って聞いてるしかない。

春風 話関係無いけど、おさくらって年の頃なんぼ?

GM 14。

一同 (笑)

小龍斎 犯罪だな(笑)

郡司 すげー犯罪だ(笑)

春風 しもーた、若過ぎる… まだ子供じゃないか(落胆)

小龍斎 ヤス吉もうちょっと何か言わないかな。

GM 「あとは兄キだけだ。それが済んだらお前(太夫)を湊屋に入れてやる。」と言ってる。

郡司 太夫って誰?

GM 太夫って遊女の一番上で、何十・何百両ってお金がないと会えない人。いずれは女将だ。

小龍斎 いわゆるNO.1ホステス。

郡司 なるほど。

春風 ところで郡司はどこにいるの?

郡司 郡司は『あやめや』

GM そうすると、廊下をドカドカと足音たてながらかっぷくのいい男が入っていく。もちろん違う部屋にだけど。

小龍斎 見えるの?

GM 見える範囲で。彼は熊屋熊平です。

小龍斎 越後屋熊平。熊屋ではない。

GM (苦笑)越後屋熊平。

小龍斎 それもとうとう現れたか。そっちの部屋も寄ってかないといけないな。

GM ヤス吉の部屋と同じレベルで、一番いい部屋。

小龍斎 よし、あっちも見てこようじゃないか。

GM <隠密>

小龍斎 そろそろやらかしそうだ… 成功。

GM しばらく待つと頭巾を被ったお侍様が、お武家様が入って来ます。

小龍斎 はー、これが越後屋とつながってるんだ。

GM そう。

小龍斎 これは誰なんだろう。<聞き耳>する。 …うわ、失敗だ。

GM 頭巾を取ると、なかなか立派な人物だ。

小龍斎 顔を見ても誰だかわからない?

GM 君は一般人だから見てもわからない。

小龍斎 そうか。なら似顔絵を書いておこうか(笑)

GM 続いて熊平が上座へ座っているその人物に包みを差し出し、何か言っているようだ。
   ここは聞き耳に失敗してるからわからない。

春風 「黄金… …ます。」「お主も… …のぅ。」って(笑)

GM それが終わると熊平が女を呼びます。これからお遊びでしょう。

まさ 豪遊が始まるんだな。

小龍斎 これが本物の豪遊か(笑)

GM もう1回<聞き耳>していいよ。

小龍斎 あーれーしか聞こえないかも(笑)

郡司 お許し下さい、お代官様とか(笑)

GM <殺気感知>

小龍斎 …失敗。やばい、そろそろ引き上げだ。

郡司 ねずみが一匹。

一同 二匹、三匹…(笑)

GM ならば、<状況判断>

小龍斎 うわっ、失敗だ。まずいーっ。

GM さらに<運>チェック。運の3倍ロール。

小龍斎 39か… 成功。

GM 君の背後、すぐ後ろで何かキラリと光るものが見えた。

一同 やばっ(笑)

小龍斎 非常に修羅場だ。逃走を試みよう。

GM イニシアティブは敏捷度+1D10。

小龍斎 (GM側は12)よし、14だ。こちらは戦うより逃げる事しか考えないから。

GM 一番確実なのは、そのまま廊下に下りてそこから走って行くのが効率いい。
   ただ、その後誰かに追われて吉原から逃げ切れればいいけど。

小龍斎 確かに逃げれればいいけど、下って(豪遊を)やってるんでしょ。

GM ちょっとずれて廊下になら下りていいよ。

小龍斎 じゃあ、廊下に下りたらそのまま駆け抜けて外に飛び出すしかないな。

GM ならば<軽業>

小龍斎 成功。

GM ならダメージなしで廊下に下りた。

小龍斎 よし、そのまま駆け抜けて窓から飛び出る。

GM イニシアティブ。

小龍斎 (GM側は17)17。

GM いちおう逃げ切れるけど、<回避>して。

小龍斎 成功だ。

GM そうすると、君の足元に小さな針のようなものが刺さった。

小龍斎 おおっ!

GM これはおそらく吹き矢だと思う。

小龍斎 あぶない、あぶない。

GM 飛び降りるんだな。

小龍斎 近くに木でもあれば飛びつくけど。

GM <状況判断>と<軽業>判定して。

小龍斎 <状況判断>は成功。<軽業>は失敗。

GM 1D6。

小龍斎 2だ。

GM なら、2ポイントの全体ダメージだ。あとはその場から逃げる事ができた。という事で。

小龍斎 あぶないところだった。何とか命拾いして逃げ切った。

郡司 御苦労だった。

小龍斎 では、ヤス吉発見の話と越後屋と例の頭巾の男。顔を見たけどうまく伝えられない。

郡司 絵描いたんじゃないの?

小龍斎 描いてもいいけど。

春風 だめだって。違う奴殺せば困るから(笑)

GM (ひとり大ウケ)

小龍斎 いちおうダイス振って… 1%足りない。

GM なら、だいたい似てる。さて、次の日だな。