うらばなし  その1






















雷電が去ったことを確認すると俺はすぐさまM9を3発ほどプリスキンの腕に打ち込む。


そして音も立てずに下におりると、懐から赤と黒2つの筒状のものを取り出した。
そしてその筒状のものにはこう書いてある。



まっきー極太



これはあるマジックペンの偽者だが、なかなか使い勝手が良く俺はいつも持ち歩いている。

そして俺はまっきー極太(黒)のふたを取り、プリスキンの額に刺さったM9の弾を抜くとキュキュッっとペンを滑らした。

そしてプリスキンの額には『肉』の文字がでかでかと激しい自己主張をしている。

俺は字のバランス具合に満足しつつまたM9を取り出し念のためにもう2発プリスキンに撃ち込む。


プリスキンが起きる気配が無いことを確認すると今度はまっきー極太(赤)を取り出す。

今度は額ではなく頬にまっきーを右頬が終わったら左頬と滑らせていく。


パチン


俺がまっきーのふたを閉める頃にはプリスキンの両頬に渦巻きが書かれていた。


…楽しいぃ!!


まっきーを懐にしまうと俺は猛スピードでプリスキンの寝顔を撮影し、消毒液でマジックの線を消すとそそくさと天井へと逃げ込んだ。


まさかその行動が後に自分を悩ますとも知らずに。









結局その写真がスネークにばれることは無かったが、今でもその写真はいざと言うときのためにインターネット上のフォルダに保管されている。










Back  MGS
**************************************************
アトガキ(懺悔)
…いやね、主人公の性格からしてあんなん見たら自分もやりそうだなって…
しかも楽しみ兼脅し用。
というか今回名前変換皆無(汗)