2010年釣行日記 3   
8月28日 深浦 17:30〜19:50
これまで8月は、シ−バスに出会う確率が一番高いので、チャンスはまだあると様々なタイミングで釣行を重ねてみたが、その中で圧倒的に夕マズメの満潮潮止まりの直前後に分があることがわかった。後はベイトが広範囲に活発に飛び跳ねている場所を探すことであった。連日ヒットした場所はこの所、ベイトが薄い気がしていたので、その日は反対側の浜を攻めることにした。この日も晴れの猛暑で、落陽といえども日差しはジリジリと暑く、汗が背中を流れ落ちる。無風で凪状態・・気分的には釣れる気がしていなかったが、海の状況を良く見るとその考えは一変した。ベイトが広範囲に飛び跳ね、時折小さなボイルも起きていたが、10cmほどのサヨリの群れは確認できた。まだ明るく水はクリアなため、沖を意識しながらロングキャストとファーストリトリーブを繰り返す。フグの猛攻が始まり、何尾釣っただろうか、「またフグか」と半端なアワセを入れると竿がこれまでとは違って少し大きく曲がり、強めの手応えが返ってくる。この時点でもついにマゴチがヒットかと思いながら、寄せてくるとさすがに水深数10cmのところで、シーバスがエラ洗いしながら顔を出す。あららと言いながらランディングすると50cmのフッコであった。いつものように計測と写メを撮り、リリースすると元気良く海へ帰って行った。教訓その1、フグの居る所にはシーバスも居る。フグのアタリだけと腐ることなかれ。
8月29日 油川沖 5:00〜13:00
朝一は、ホタテ漁をしている漁船のすぐ後ろに船を付けて鯛のアタリを待つが、全くアタリはなし。久々にポイントを点々とする釣りになるが、それほど食いが悪い状況だった。
9月5日 七里長浜 4:20〜7:30
今期初のヒラメ狙いで、今年の状況はどうなのか様子を見に行く。昨年は全くの不漁で、どこに行ってもヒラメに会えず仕舞いだった。現場は風はないが、波が少し高くて勢いがあり、キャストできるポイントも絞られる。ここしかないと思った場所で、粘ることにした。波の強さを考え、フローティングでも幾分沈み系のミノーを選び(板おもりでウエイトを稼ぐチューンを施したもの)波の合間にキャストを繰り返していた。 ゴンと初アタリがあった時には、夜が明けていたが、軽い手応えと共に上がってきたのは29cmのヒラメ。今年は順調なのかなと思わせる1尾だが、まだわからない。このサイズが今釣れるということは、これ以上のサイズはまだ早いのかと思いながらキャストを繰り返している時、波間でベイトが跳ねた気がして、その方向へキャストすると先ほどと同じようにゴンというアタリを捉え、アワセるとさっきよりは竿がしなり、様子見のつもりがいきなりやっちゃったかなと思ったら、その通りであった。難なく浜へ上げると41cmのヒラメであった。2年ぶりの40オーバーとの対面だったが、まずい・・・何のやりとりもなく、つまらない。最近シーバス慣れしていたせいか、釣り味がない・・・。