コンピュータウィルスに感染してしまうと、使用パソコンに多大な被害を受けてしまうことがあります。また、ウイルスによっては他のコンピュータを攻撃するようなものもあり、利用者が知らない内にコンピュータウイルスの加害者となっている場合もあります。
コンピュータウイルスの感染経路として次のようなものがあります。
- メール添付ファイル
- 外部メディア(FD,MO,CD,DVD等)
- OS、アプリケーションソフトのセキュリティホール
- ダウンロードソフト
コンピュータウイルス対策には、次の方法が有効です。
添付ファイルは極力開かない
コンピュータウイルスのほとんどは、メールに添付されて来ます。知らない人からのメール添付ファイルはもちろんのこと、知り合いからのメールでも添付ファイルは極力開かないようにしましょう。相手が知らない内にウイルスに感染している可能性があるからです。
メールウイルスチェックサービスを利用する
青森ケーブルテレビで提供しています。「メールウイルスチェックサービス(1アドレスあたり220円[税込]/月)」をご利用されることによってメール経由のウイルスを防ぐことができます。
メールソフトのバージョンアップを行う
メールソフトの中には添付ファイルを開かなくてもメールを読んだだけで感染してしまうものも発見されています。これはメールソフトの持つセキュリティ上の問題によるものがほとんどなので、この問題に対応しているバージョンにアップすることで被害を回避できます。これらの情報を知るために、使用しているメールソフトのバージョンやセキュリティ情報に気をつけましょう。
ウイルスチェックソフトを導入する
個人のパソコンでもウイルスチェックソフトを利用することで、メール経由のウイルス感染を防ぐことができます。また、外部メディアのファイルやダウンロードプログラムの感染チェックもできます。
安易なダウンロードは行わない
インターネット上でダウンロードできるプログラムソフトにウイルスが潜んでいる可能性があります。できる限り素性が分からない所からダウンロードは行わず、信頼できるサイトからのみで行いましょう。また、ウイルスチェックソフトなどを導入し、ダウンロードしたファイルを最新定義ファイルでチェックすることも有効です。
デマメールによる情報を鵜呑みにしない
ウイルスに関する偽の情報を告知し、知り合いに広げるよう促したり、駆除方法がシステムファイルの削除などといった嘘情報のメールをデマメールと呼びます。直接コンピュータがウイルス感染するわけではありませんが、これに従って実行してしまうとコンピュータシステムを破壊してしまったり メールの大量発信による、ネット上の負荷増大などの問題が発生してしまいます。 メール内容の信憑性を必ず確認しましょう。
※コンピュータウイルス感染時の一般的な対策を紹介します。なお、紹介している方法について実行する場合には、弊社ではサポートいたしかねますので、お客様の自己責任において実行していただけますようお願い申し上げます。
インターネット接続から切り離す
ウイルスの感染源にならないために感染したパソコンをインターネット接続から切り離します。電話線やLANケーブルを抜いてください。
ウイルスチェックソフトによる駆除を行う
ウイルスチェックソフトの駆除機能などによりウイルスを取り除ける場合があります。ウイルスチェックソフトを導入されている方は、最新定義ファイルでお試しください。また、感染被害が大きいウイルスに関しては無料で駆除ツールが提供される場合があります。感染していないパソコンなどでウイルス情報を調べてみてください。
システムを初期状態に戻す
上記の方法によってウイルスを駆除できない場合には、OSの再インストールによるシステムの初期が有効になります。必要データを外部メディアなどにバックアップ後、OSの再インストールを実行してください。再インストール方法については、パソコン付属の取扱説明書をご参照ください。※再インストールを行うとすべての設定が初期状態になります。ご注意ください。