リフォーム事例集

近年、リフォームのご要望も多くなってきました。建物を「建てては壊し」という時代ではなく、【手を加えながら大切に住み続けていく】という考え方を積極的に持つ方が増えてきています。建物を大切に住みつづけてほしいと願う私たちにとってもやりがいのある仕事です。ここでは、依頼の内容と施工の実際を写真でご紹介します。

事例1.【お気に入りのリビングをそのまま生かす】リフォーム

青森市に建つ、築30年の木造2階建て住宅のリフォーム例です。 この住宅はリフォーム前に耐震診断調査を行い、地震に対する強度確認を行いました。この建物の耐震補強に関してはこちらをご覧下さい。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(1)

まずは、外観全景の写真をご覧下さい。屋根の形状が印象的なこの外観からも想像できますが、内部もデザイン性豊かな空間を有しています。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(2)耐震診断・耐震改修 事例1写真(3)

特にリビングは、左官仕上げの内壁と木製ドア、吟味された調度品や家具が配されていますので、何とかこの豊かな内部空間を残したままリフォームを行っていきたいと感じました。その意向をお客様にお伝えしたところ、大変喜んで頂きました。「リフォームをすると、大好きなこの部屋が変わってしまうのではと不安に思っていました。専門の方にそういって頂くと、とても安心です。」そのように言って頂きましたので、こちらも鋭意 設計に取り掛かりました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(4)

寝室・キッチン・トイレのリフォームが中心ですが、脱衣所と浴室が寒いことが気になりました。冬場は寒いのを我慢して「急いでお風呂に入る」そうです。部屋の温度差が大きいと体調が急変したりして、命にかかわりますので、@サッシを2重にすること A外気が入り込む隙間をふさぐこと B浴室内へ赤外線暖房機を付ける事 C脱衣所とリビング間のドアを入浴前1時間開けておき、脱衣所を暖めておく事 以上の4つをお勧めしました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(5)

リフォーム後のリビングの様子です。リフォーム前と殆んど変わらない印象です。リビングについては、今までと同じ雰囲気を保つ事を目標にしていました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(6)

床は、敷き込みカーペットからコルク貼りになりました。以前は掃除機をかけていたのですが、コルクになってから【クイックルワイパー】で気軽に掃除できる様になりました。ネコちゃんの毛もとっても簡単に掃除できると、とても喜んで頂きました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(7)

キッチンもリフォームして、IHクッキングヒーターになりました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(8)

お風呂も配管を交換し、サーモスタット付の水栓(蛇口)にしました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(9)

サッシは二重サッシに変更。浴室用赤外線ヒーターも付けました。これで寒い冬も、浴室を暖めてから入浴できて安心です。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(10)

洋室は内装を一新して、明るいお部屋に生まれ変わりました。

耐震診断・耐震改修 事例1写真(5) 耐震診断・耐震改修 事例1写真(5)

洗面・トイレもきれいに生まれ変わりました。気持ちいいですね!

耐震診断・耐震改修 事例1写真(6)

リフォームが完了し、お客様とリフォーム談義に花が開いたひと時でした。

事例2.【劇的ビフォーアフター】の様な、大胆リフォーム

青森市に建つ、木造2階建て住宅のリフォーム例です。このリフォームでは、構造とサッシをそのまま活用し、外壁・断熱材・内部仕上げ・水周りをほとんど入れ替えました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(1)

リフォーム前は、横張りサイディング+無落雪屋根の外観で、間取りも家族構成の変化への対応が必要となってきていました。事前に綿密な調査を行い、ご予算の中で出来る限りコストパフォーマンスの高いリフォームを計画します。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(2)耐震診断・耐震改修 事例2写真(3)

リフォーム設計図に従い、解体に着手します。解体工事では、内壁・断熱材・床・天井を剥ぎ取り、構造体などの木の骨組みが現れていきます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(4)

間取りが変わることにより、新たに壁を造る部分には追加の基礎を施工します。事前の調査で地質調査も行って、しっかりと構造全体の検討をしています。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(5)

内壁と古い断熱材を取り去った壁には、新しい高性能グラスウール断熱材を充填。壁内結露を防ぐためのポリフィルムも、隙間が無いように丁寧に施工します。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(6)

天井には、ボード状で断熱性能が高いネオマフォームを貼ります。断熱材の厚さを薄く出来るため、天井の高さを確保することが出来ます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)

外壁を貼る前に、防水シートを貼ります。この防水シートを正しく施工することで、窓まわりなどからの雨の侵入を防ぐことが出来ます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(8)

冬の降雪時の大変さを減らせるように、新たに2台分のカーポートも新設します。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(1)

工事完了です。綿密な事前調査、図面・模型による様々な検討を行うことで、リフォームも安心で確かなものとなります。

事例3. 明治に建てられた民家をリフォーム

Hさんのご実家は、明治時代に建てられて築100年以上も経つ、かや葺き屋根の民家です。退職を機に青森で暮らすため、ご実家を改修したいという依頼を受けました。現地調査と家族構成を考えた上で2世帯住宅を提案し、また耐震性能の向上・断熱仕様の向上を図り、安心で暖かい住宅へとリフォームしました。

免震住宅 外観写真

リフォーム前の全体の姿です。茅葺きの屋根が立派な外観です。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(1)

リフォーム計画に合わせて、解体工事を進めます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(2)

新しい床が暖かくなるように、断熱材と防湿フィルムを施工していきます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(3)

壁の中にも断熱材を丁寧に入れていきます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(4)

増築部分へ新たに玄関を設けています。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(5)耐震診断・耐震改修 事例2写真(6)

リフォームした部分の内装も新しくなり、明るいお部屋になりました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)

タイルとヒバを張った、木のいい香りがする新しいお風呂です。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)

従来の玄関も、断熱サッシへと交換することで暖かい玄関になりました。

事例4. 築19年の木造建売住宅をリフォーム

東京都に建つ築19年の木造建売住宅を中古住宅として購入するにあたって、内装及びキッチン・浴室等の水廻りを中心としたリフォームを行いたいという依頼を受けました。現地調査の結果、構造体や外壁がしっかりしていたので、ご予算に合わせて内部を中心にリフォームすることとしました。

免震住宅 外観写真

外観はこのような瓦屋根葺きの和風木造住宅です。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(1)耐震診断・耐震改修 事例2写真(1)

リフォーム前とリフォーム後の玄関です。床の敷き込みカーペットをフローリングに替えて、濃い茶色の板目模様の壁は、シナ合板を使った明るい内装になりました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(2)耐震診断・耐震改修 事例2写真(2)

リフォーム前とリフォーム後のキッチンです。リビングとダイニングキッチンが分かれていましたが、間仕切り壁をなくしてひとつの広いお部屋になりました。床には新しくムクのパイン材を張り、素足にも心地良い暖かさです。システムキッチンも引き出し扉タイプの新しいものになりました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(3)耐震診断・耐震改修 事例2写真(2)

リフォーム前とリフォーム後のリビングです。壁・天井のクロスや照明器具、カーテンを替えるだけでも、お部屋が明るくなって印象が変わります。間仕切り壁をなくすなど間取りを変えても構造上重要な筋違は残していますが、壁で塞がずに視線を通すことにより開放的な空間にすることができます。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(4)耐震診断・耐震改修 事例2写真(4)

リフォーム前とリフォーム後の2階個室です。こちらも床はムクパイン材へ、壁・天井はクロス貼りに替えています。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(5)耐震診断・耐震改修 事例2写真(6)

窓の直上に付いていたカーテンレールをやめ、天井にカーテンボックスを新しく設けて、部屋がすっきりとした印象になりました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)耐震診断・耐震改修 事例2写真(6)

リフォーム前とリフォーム後のお風呂です。浴槽と床タイルおよび水栓金具を新しいものにして、爽やかな白色系のお風呂に変身しました。
以上のようなリフォーム内容で、工事費は坪当たり12万円程度で行うことができました。

事例5. 大手ハウスメーカーの家へ増築+リフォーム

大手ハウスメーカーによって建てられた住宅の場合、リフォームや増築が難しいケースがあります。メーカー独自の構造計算(型式認定といいます)を行っていたり、電気や給排水設備の工事方法が独特だったりします。
この事例は、このような大手ハウスメーカー住宅に増築を行っています。現在建っている住宅と、新しく増築する部分を構造上切り離すことで、建築基準法や構造計算の問題をクリアしています。

模型で説明します。白色で作っている部分が、既存の住宅部分です。水色で作ってある部分が増築部分となります。構造上は切り離されていて(柱・梁が切り離されています)表面の仕上げ(屋根・外壁・床板)だけがくっついています。別々の構造にすることで、増築が可能になりました。

耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)      耐震診断・耐震改修 事例2写真(7)

大手ハウスメーカーによって建てられた住宅でも、法律や構造の知識を活かす事で増築することが可能となり、生活の変化に対応した住空間を造っていくことが出来ます。

事例6. マンションのリフォーム

マンションのリフォーム依頼も承っております。間仕切りを撤去して2室を1室にまとめたり、ユニットバスを交換したりと、かなり大胆なリフォームの実績もあります。構造上 取り外せる壁かどうか、また床の段差の解消など、専門的な見地からアドバイスをさせていただきます。