タイムの葉には「チモール」という精油が含まれ、優れた殺菌効果があります。タイムはかつて、勇気、気品、行動力の象徴とされていました。臆病な心を追い出してくれるとも信じられていました。小さい花を可憐に咲かせるタイムは、鑑賞用としても気に入っています。左の写真は「クリーピング・タイム」で、気管支炎などの治療に使われてきた、ポピュラーなタイムです。









育て方

乾燥を好み、暑さにも寒さにも強い丈夫なハーブです。北国でも外で冬越ししています。湿気に弱いので日当たりが良く、風通しの良い場所で。ただし夏の直射日光は弱いので気をつけて。摘心すると株が大きくなります。






楽しみ方

すがすがしい香りのハーブです。肉や魚介類の臭いを消してくれるだけではなく、野菜、卵などいろいろな料理に合います。煮込んでも香りが残るため、ブーケガルニにして使われます。私は鶏肉のソテーによく使います。

テイーにすればのどの痛みやせき、頭痛を鎮め、消化を助けます。煮出してうがい薬にしても…。







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