ラベンダーの語源は、「洗う」を意味するラテン語で、シソ科の植物です。清潔、純粋さの象徴として愛されました。日本には19世紀初頭に入ってきましたが、湿度の高い日本に合いませんでした。今では改良も進み、北海道をはじめ各地で培されています。


左の写真が「イングリッシュ系ラベンダー」です。茎に直接花をつけ寒さに強いですが、暑さや湿気に大変弱く、涼しくて湿度の低い地域に向いています。古くから高級化粧品の原料として栽培されてきました。


右の写真は「フレンチ系ラベンダー」で、花びらのようなものが、穂の先から出ているのが特徴です。寒さには弱いのですが、暑さと湿気にはある程度耐えられます。薬草として利用されてきたのはこのタイプ。こちらはとてもゆっくりと成長します。北国では冬季間、室内に入れなければいけません。

ラベンダー




















楽しみ方

とてもすがすがしく甘い香りのハーブです。乾燥させると香りが長持ちし、ポプリに最適。安眠作用もありますので枕に入れてもいいかもしれません。テイーはイライラや偏頭痛を鎮めます。私はラベンダーのドライでサシェを作り、タンスに入れています。



育て方

乾燥気味に育て、土の表面が乾いたら水を与えるようにします。量が多すぎると根腐れをおこしますので注意。イングリッシュ系は雪国でも戸外で冬越し出来ますが、フレンチは室内をおすすめします。
ドライ保存が目的の時は、花の咲く直前が収穫のタイミングで!



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