バジル




バジルは、インドからヨーロッパ、そしてアメリカへ伝わりました。イタリアでは「ほれ薬」としていたなど、ユニークな伝説があちこちで語り継がれています。光沢がある大きな葉で、シソに似た食欲をそそる香りがします(シソ科)。
一般にバジルというと「スイートバジル」のことで、「バジリコ」というイタリア名で知られています。一年草なのが少し淋しいところ。初夏に咲く小さい白い花はまた可憐であります。

レモンバジルはティー用に植えています。


育て方
熱帯地方の原産らしく、夏が大好きです。初夏にかけて成長が盛んになるので(驚くほど)、たっぷり水やりして下さい。寒さが苦手なハーブです。タネを採り終えると弱りますので、残りの葉を急いで取りましょう。丈夫なハーブですが、虫に食われやすいのが悩みの種です。
タネから簡単に育てられますので、春に種まきしましょう!私は葉っぱを虫に食われないように、鉢で株を大きくしてから地植えをしています。
トマトの近くに植えると相性が良いようです。
楽しみ方
すっきりした甘みがありどんな料理とも合いますが、ご存知の通りトマトとの相性が抜群です!トマトソースメインのイタリア料理には欠かせません。パスタにはもちろん、オムレツにも。冷やしトマトに刻んだ葉っぱを散らすと、夏バテしたカラダにとっても優しい一品になりますよ。
ドライだったらポプリに。オススメは入浴剤。冷え性に効果があるとか。

レモンバジルを他のレモン系のハーブとミックスしてティーにすると、爽やかでとっても美味です。


私のお気に入り簡単レシピ■バジル&トマトのプルスケッタ■

トマトを小さく切り、クレイジーソルト、黒こしょう、バージンオイル、バジルを混ぜ合わせる。
フランスパンをさっくり焼き、にんにくバターを塗り、混ぜ合わせたトマトをのせる。パセリをちらす。


以上なのですが、手間がかからないバジル料理の一品です。フランスパンは美味しいものをチョイスしてくださいね。