建物へのアプローチは、橋を渡り「四季のアーケード」という木のアーチを通り、山道を歩いて行きます。途中いろいろなオブジェがあり楽しめます。
●ここが入口で、右側に大きいギャラリーA、左に小さいギャラリーBがあります。
●入口を入ると両側に「水のテラス」という浅い池があります。周りの木々を映し込んできれいです。

雪室は建物の裏側にあり、けっこう中は広く冬に降った雪を除雪機などで入れて人力で固め、また入れてを繰りかえし、雪室いっぱいに詰め込みます。
●これは今回見学した雪室の様子です。結構減ってますね。だいたいこの雪室いっぱいの雪で7月と8月の2ヶ月間位の冷房ができるそうです。
●これはギャラリーAの壁の所にある冷風の吹き出し口です。雪冷房はこのぎゃらりーAのみで、天井に雪が溶けた冷水を通すパイプがあり、これも冷房に一役買ってます。


ここの雪室はH.13.12月築、1〜2月に除雪機と人力で雪を詰めます。雪室は約450C、200Pの浴槽で2,250倍、重さ270tになるそうです。
冷房はその年の暑さにもよりますが、7・8月の2ヶ月間位の間作動します。
本当は8月1日に見学に行く予定でしたが、暑い時期に室を開けると雪に影響があるということで、急きょ7月22日になりました。

ここでの試みは他県の人々も注目していて、見学にやって来るそうです。
雪がたくさん降る青森ではみんな雪片ずけに大変ですが、いつかこの厄介物の雪で家や施設の冷房ができるようになるかもしれません。
雪で冷房をすれば環境も汚さずにすみます。
国際芸術センターの試みが、そんな希望を持たせてくれました。

戻る