●梨の木清掃工場でゴミ焼却プラントの説明を聞く参加者

 ●持ち込まれたゴミはここで計量されます。事業ゴミは有料です。  ●家庭ゴミの収集車が計量中です。
 ●ゴミをピットに投入します。投入されたゴミは、ピットの中にクレーンで積み上げられます。

 ●焼却炉では、ダイオキシンの発生を
  押さえるため800℃〜1000℃で燃焼。
  燃焼ガスをろ過式集塵機を通すことで
  ダイオキシンが規制の1,0ナノグラム
  以下に押さえられます。
 ●燃えないゴミで鉄とアルミは回収、
  ポリ袋などは燃えるゴミのピットへ、
  他は破砕機で砕いて最終処分場へ。
 ●中央制御室。ここで焼却炉の管理を
  しています。

 ●クレーンでゴミを焼却炉に投入します。

 Q:800℃〜1000℃で燃やしているそうですが、発電はしていないのですか?
 A:ゴミ焼却時の燃焼ガスを冷やすと水蒸気になり、それで発電しているところもありますがここではやっていません。
   ゴミ処理もリサイクルの中に入っていかなければとは思っています。
 Q:前に見学した時に、ゴミの水分が多く燃えにくい時は重油をかけると聞きましたが、今でもやっていますか?
 A:休んでいた炉のゴミに火をつける時に重油をかけてバーナーで火を付けますが、それ以外では使いません。
 Q:焼却飛灰に薬を混ぜ、有害物質を固めて処理するそうですが、どのような薬ですか?
 A:水に溶けないようにするためのキレート剤(金属封鎖剤)です。
 Q:金属封鎖剤は洗剤の石けんカス防止のため配合されていますが、同じようなものですか?
 A:どうでしょうか、よく分かりませんが塩化水素を中和するために消石灰を混ぜたり、ダイオキシンを取るために
   活性炭を使ったりしたものを、水に溶け出さないように薬剤処理します。
 Q:燃えないゴミのアルミはどうやって分けるのですか?
 A:まず最初に鉄を磁石で分けます。アルミは振るいにかけ比重の違いで分けられます。一緒に混入しているポリ袋
   等は燃えるゴミのピットに送られます。
   ちなみに、ここで分けられたスチール缶・アルミ缶は汚れているため、資源ゴミの回収に出されたものよりずっと
   値段が安いそうです。
 Q:乾電池はどうしたら良いのですか?
 A:事業系は産業廃棄物として処理します。家庭用は市民センターなどにある回収箱へ。

 ●ゴミの臭いが、思ったよりしなかった。
 ●昔に比べてゴミ収集所に出されたゴミの臭いもあまりないように思う。出す人のマナーが良くなった?
 ●ゴミ処理施設もとても良くなっている。
 ●ゴミピットのゴミ、底のゴミはいつまでも底にあるの?
 ●ゴミが重なった下に水が溜まるのでは?
 ●前にいった時よりゴミが少なかったように思う。
 ●ゴミのだし方をチェックする「ゴミパトロール隊」を見たことがあります。ダメ出しは誰に出すのだろう?
 ●8:00までに収集場所にゴミを出すことになっているが、車が来るのが遅いのでそれまでに出せばいいという感覚の人が多い。
 ●三内清掃工場付近は昔目が痛くなったりすることがあったが、最近はなくなった。
 ●八戸はゴミ袋が有料です。10枚で300円。
 ●堆肥の原料になるのに、生ゴミは燃えるゴミという考え方がおかしい。盛岡のある地域では生ゴミステーションがある。
  (臭いがすごいらしい)
 ●生ゴミステーションみたいなのは、小さい町村ではできるが市ではできない。(住人の意識統一ができない)
 ●生ゴミを乾燥する機械に補助金を出して欲しい。(電気をすごく使うのでは?)
 ●最終的には食べ残さないのが一番!

 
左の表で、燃えないゴミの収集量が平成13年度より平成14年度のほうが減っているのは、資源ゴミ回収の成果でしょうか。

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