11月1日(木)かんきょう委員会では、昨年度に引き続き「ふれあい農園加工場」で「そば打ち」の加工体験をしてきました。
直接環境問題と関係は無いのですが、年に1度のお楽しみ企画です。間接的には田んぼの有効利用や地産地消につながるというところでしょうか・・えっ?無理矢理だって?そンなことありません!
「ふれあい農園加工場」は、青森市四戸橋にある農業指導センター内で、市民農園やふれあい広場と立派な加工体験室があります。ここではそば打ちの他にも、うどん打ち、とうふ、パン、クッキー、ジャム、の加工体験やセンター内で栽培されている藍を使った藍染め体験も出来ます。
←「ふれあい農園加工場」正面


そば粉と小麦粉をよく混ぜ、水を3回に分けて加え、細かくぽろぽろになるようよく混ぜます。
ぽろぽろになったものをまとめ、表面が滑らかになるまでこねてゆきます。根気と体力の勝負・・!
滑らかにまとまったら空気を抜いて延ばしてゆきます。乾いていってしまうので手早く丁寧に。
四角くなるように延ばしているつもりなんだけど・・(^_^;)

延ばし終わったら畳んで切ります。細く切るのはなかなか難しく、ちょっと太いのが混ざってもそこが手作りの楽しさ。
たっぷりのお湯で茹でます。もちろんそば湯も楽しみ!
どーです?美味しそうでしょう?素晴らしい出来映えです!(自画自賛・・)
さっそく出来たてをいただきました。「ん〜、美味しいねぇ」

今回のそば打ちレシピ
(3人前)
そば粉 245g
中力粉 105g
水   175g

実際にそば打ちを体験して、そばは水の量・室温・湿度・手の温度等に、すごく影響されるものだということが良く分りました。そばをこねるとき、延ばす時に、のんびりやっていると
どんどん乾いてしまい、うまくいきません。ですが、最終的に大きな失敗は無く無事食べられるものが出来ました。収穫されたばかりの地元の新そばを、前の日に挽いてもらった本当の挽
きたて打ちたて茹でたて・・
一度は食べてみる価値ありです!



この日は9:30沖館h本部出発の予定が、15分位遅れて出発。10:00〜そば打ち開始だったのが少し遅れたけど昼にはしっかり「そば」を食べることが出来ました。行きはあまり気付かなかったのですが、帰りにバイパスの両側に広がる田んぼを見ていると、まだ刈り取られていないらしい「そば」の畑がありました。今、そば粉も外国から輸入されていますが、地元で作られたものを地元で消費する地産地消は、輸送にかかるエネルギーが少なくてすむし、大気汚染物質やCO2 の排出量も少なくなります。減反の田んぼで作られた「そば」。もっと地元のみんなに知って欲しいと思いました。(右の写真の道路の向う側ちょっと赤い部分が「そば」の畑です。花の季節は一面白い畑になります。)

戻る