中秋の名月(十五夜)観望  於 中央大橋

17時20分。まだ明るさの残る山の端に、十五夜の月が顔を出す。 17時38分。名月は、南側に廻りながらゆっくりと上空に昇っていく。 17時40分。月出からわずか20分。名月は上空にたなびく雲に隠れて 消えた。 本来、十五夜のこの日は「中秋無月」の事が多いのだそうで、まして や台風18号接近の中での名月展望は、望外の幸せと云うべきか。 肉眼では見えないが、わずかに欠けており、真の満月は明25日 である。

   満月(十六夜)観望  於 中央大橋

17時55分。昨夕の十五夜に遅れること約30分、暗くなり始めた山 の端に昇る。吹き返しの強かった台風18号もさしたる被害もなく 過ぎ去って、空には雲も少なく遅くまで満月を楽しめることだろう。 明日(26日)明け方の空には、金星が最大光度(マイナス4.6等級、 視直径38.2秒)の「明けの明星」となって輝くという。 「やすやすと 出ていさよう 月の雲 」 芭蕉

   立待月(十七夜)観望  於 中央大橋

18時30分。いつもは晩酌の時間。自転車で乗り付け大橋東側中央に立つ。 十六夜までは、空に薄明かりが残っていたのだが、落日から60分も経ち、 空はすっかり暗くなっていて、それだけに呑み待月がくっきりと見えた。 八甲田山頂から、落日・月出・日出の三観望を考えてみたのだったが、 予想以上に風が強く、雲も多かったので中止したのだった。 それにしても、悪天候の予報から観望を諦めての立待月シュミレートだっ たが、三日連続の観望に恵まれた中秋の明月であった。 「ある僧の月も待たずに帰りけり 」 正岡子規


立待ち月シュミレ.