H11 夏・ 猛暑だった青森市 
八甲田山との気温差:今年の稲刈り

7月25日-8月24日の1ヶ月間で、30℃を下回ったのは3日間だけ。
しかも平年を下回った日は8月24日の一日だけだった。
極めて異常な高温がつづいた今世紀最後の夏であった。

上の図で青森市と八甲田(田茂萢山頂駅)との平均気温差は−9.7℃
であり、標高差1300mなので100mで約−0.75℃の低下となっている。
標準では100mで-0.6℃としているが、高温時にはこの程度の温度差
になるのかもしれない。

下図は、今年の青森市における”むつほまれ”の生育を調査したもの。


東北農業試験場冷害対策研究会

稲の成長が平年に比べて約一週間程度早まっていることがわかる。
下の写真は稲刈りを終えた細越の田圃で、9月16日に撮影した。
遠く八甲田山が霞んでいる。

このように今年は猛暑の影響で、平年より10日以上早く稲刈りがはじまっている。
稲刈りの適期は、出穂後の積算温度で決まり、その目安は銘柄米の ”むつほまれ”で120℃とされている。
地方紙は津軽地区では25日までに刈り取りを終えるよう呼びかけていた。(9/14記)