後藤伍長銅像から見える山頂は? 6月14日

馬立場の後藤伍長銅像は休日ともなれば何時も観光客で賑わっている。
雪中行軍遭難記念像として建立されたものだが、場所は田代平高原に向かうT字路に立つ茶屋の東高台で、銅像の南東にはそこからの展望案内板がある。
左の写真はその南方面の案内図で、左から高田大岳、赤倉岳、井戸岳、前岳と四っつのピークが案内されている。
左右はずれの高田大岳と前岳は問題ないのだが、赤倉岳と井戸岳は疑問が残ったので、帰宅後、銅像からの南方面の展望をシュミレート してみた。



案内板の位置から展望図と断面図をシュミレートした結果は下図の通りで、井戸岳は赤倉岳に隠れており、案内板で井戸岳とあるのは赤倉岳の第2ピーク(1521m)が正しい。
これは、展望時の思い込みによるもので、シュミレートするまでもなく、赤倉岳から南へ約400m離れ標高差+2mの井戸岳のピークが展望できるはずがない。
また、井戸岳に登って北を展望した場合を思いば、その眺望は前方の赤倉岳に遮られる事は容易に想像できよう。
今回、このことを青森市のホームページで観光課に連絡しても、未だに反応がないのは、現在の展望図が事実とは相違していても、訂正するほどのこともないと考えられたからかもしれない。
サイト・オーナーもあえて関係者に連絡せずにいるところである。



データ:国土地理院「数値地図50mメッシュ(標高)−2」、ソフト:カシミール3Dで作成。