フォントサイズの相対的な指定

フォントサイズを相対的に変える方法として、まず1つ目は<big>要素<small>要素を使う方法があります。<big>要素は大きく、<small>要素は小さくします。どの程度サイズが変わるかは決まっている訳ではないので、ブラウザで表示されるときの大きさはユーザーの環境によって違うかもしれません。

もうひとつの方法は<font>要素のsize属性で指定する方法です。属性の値として「+」または「−」を付けた数字で指定します。サイズの段階はプラス側・マイナス側両方含めて全部で7段階までです。例えばマイナス側を「−2」とした場合は、プラス側が「+4」までになります。
ただし、新しいHTMLの標準仕様では<font>要素自体が非推奨とされているので、スタイルシートを使った設定をした方がよいでしょう。

記述例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
<big><big>要素を使った相対的なフォントの指定</big>
<small><small>要素を使った相対的なフォントの指定</small>

<font size="-2">フォントサイズ−2</font>
<font size="-1">フォントサイズ−1</font>
<font size="+1">フォントサイズ+1</font>
<font size="+2">フォントサイズ+2</font>
<font size="+3">フォントサイズ+3</font>
<font size="+4">フォントサイズ+4</font>
</body>
<html>


表示状態

<big>要素を使ったフォントの相対的な指定

<small>要素を使ったフォントの相対的な指定


フォントサイズ−2

フォントサイズ−1

フォントサイズ+1

フォントサイズ+2

フォントサイズ+3

フォントサイズ+4