特殊記号の表し方

ここで言う特殊記号とは、< > & " の4つの記号です。特に"<"と">"は、そのまま記号を記述するとそこがHTMLタグの一部として解釈されてしまうので、タグとして解釈されない記述方法が必要になります。

そこで、タグとして解釈されずに記号を表現する方法として、「&○○;」という記述形式を用いて表現します。○○の中には記号を特定するキーワードが入ります。例えば、「<」の場合は&lt;、「>」の場合は&gt;と記述します。キーワードの部分は半角小文字で記述してください。

また、「&キーワード;」方式の記述の他に、「&#番号;」という記述形式もあります。番号のところに記号のコード番号を入れて使います。例えば、「<」だと&#60;、「>」だと&#62;がそれぞれの記号に対応するコード番号となっています。

記述例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
&lt;の記号と&gt;の記号は、HTML文書中にそのまま使うとその部分がタグの一部として解釈されてしまう特殊な記号です。ですから、この2つの記号を文字として表示する場合は、「&amp;キーワード;」形式か「&amp;#番号;」形式かのどちらかで記述してください。
</body>
<html>


表示状態

<の記号と>の記号は、HTML文書中にそのまま使うとその部分がタグの一部として解釈されてしまう特殊な記号です。ですから、この2つの記号を文字として表示する場合は、「&キーワード;」形式か「&#番号;」形式かのどちらかで記述してください。