福士木材は乾燥設備があります。


乾燥材
VS未乾燥材

(青森県木材乾燥協会「しあわせの住む家」から転載)

1、材質が安定します。

 「耐久力アップ」

狂いや、割れがなくなり加工もしやすくなります。

2、腐朽菌の繁殖に必要な水分を減らし、害虫などへの対抗性を強めます。

 「耐菌力アップ」

カビや白アリなど虫の発生を防ぎます。

3、強さが増します。

 「強度アップ」

水分の蒸発で軽くなり、さらに強度も増します。

家が狂うのは?

プロの大工さんが乾燥木材を薦めるのは、水分をたっぷりと含んだ普通の木材(未乾燥材)を使用した場合、建てた後から木材が乾燥・収縮し、立て付けが狂うことが多いからです。大工さん達が乾燥木材を自信もって使用するのは、良い仕事をしてお客様に後々まで喜んでもらいたいという職人気質からくるのです。

!がんこな職人気質が乾燥木材を薦めます。

保温性は?

暖房費が多くかかる北国では、住まいの省エネは絶対条件です。普通の木材(未乾燥材)で建てた家は、建てた後の狂いから生じるすき間などによって気密性が損なわれ、保温性など乾燥木材で建てた住宅に大きく劣ります。

気密性が高いと冬の結露など心配になりますが、木の持つ調湿機能が室内の水分を吸収したり、放出したりして調節するので安心です。

!夏涼しく、冬暖かい。

強さは?

適正含水率まで良く乾燥させた木材は、狂いが少なく、建てた後から家が狂うということがありません。また、接合部分もしっかり組めるため強度も上がり、乾燥で軽量化した分は、さらに地震などの時建物が受ける地震力(建物の重さに比例)への耐久力アップのもつながります。

!家の寿命は木材の強度に支えられています。

工事の期間は?

未乾燥材での建築の場合、骨組みが終わった段階で約2ケ月間の自然乾燥が必要となります。乾燥工程の済んだ木材を使用した場合、骨組み後の2ケ月間の乾燥は必要ありません。この建築期間の差が、費用の面では大きな差となってきます。

!約2ケ月間の差=建築費に影響

乾燥費は?

木材の乾燥費は建築費の約2%前後位。良く乾燥させた木材の強度は、未乾燥材の1.5倍以上となります。木造住宅の寿命を延ばす為にも、木を適正含水率まで乾燥させることが大切になります。

!【総建築費の2%】で2倍強度