第二期    あおもりとベンガルをつなぐ会:ABA
(Aomori Bengal Association:ABA)

「あおもりとベンガルをつなぐ会」の創立。
2001(H13)年12月1日を創立の日と定める。
インドのサービスセンターとの交流が中心の時期。

徐々に、シ―ラさん中心のNGO病院設立からインド西ベンガル州の農村開発をするNGO支援へ路線変更。
(J. W.氏は、2005年保健大学を退職)

1. 現地訪問
インド訪問は、年に2−4回で、この間に計22回。
Bankra県のMadhubpurとBolpur県のSarbbanadpurの多目的教育センターの保育所(Day Care Centre)を支援。

☆Bankra県のMadhubpurセンター支援:土地の利用許可取得(サービスセンター)、センター建設(ABA)、施設設備拡充(ABA)、教師の人件費支払い・管理・運営費負担(ABA)、子どもたちの健康管理指導(ABA)。
☆Bolpur県のSarbbanadpurセンター支援:施設設備拡充(ABA)、教師の人件費支払い・管理運・営費負担(ABA)、子どもたちの健康管理指導(ABA)。

☆日本側保育士の交流訪問:仙台市の保育士1名(2001年8月)、青森市の保育士2名(2007年8月)。
☆ スタディ・ツアー:保健大学の学生、高校生、一般県民。
☆ 編み物教室:一般県民(2003年3月)。

2.  広報
1) ABA通信の発行年に2−3回
ABA通信第20号まで発行。
2) ホームページの立ち上げ
3) ABAの活動がテレビで報道される。
(1) テレビ大阪番組「ボランティア21」で、「支援から心の交流へ#192」、2002年12月6日
(2) 「ふるさと 地球人」 青森ケーブルテレビ 2007年1月


3. 地球市民講座の開催
開発教育(「あおもり地球市民講座」)を「地球市民ネットワーク・あおもり」と共催で毎月1回の定例会を実施。
「あおもり地球市民講座」は、2008―2009年度は休止、2010年10月より再開。

4.(財)青森県国際交流協会の補助
交流協会より、補助金を受け、インドの2つのセンターの施設設備の拡充を行った。(10万円X4年間)

5. 支援の終了
☆Bankra県のMadhubpurセンター(2007年9月)
Madhubpur村に他国のNGOが介入したため、サービスセンターは撤退。これに伴い、ABAの支援をやむなく終了。
Day Care Centreは、政府管轄のIntegral Child Development Services Scheme: ICDSSに移行。
☆Bolpur県のSarbbanadpurのセンター(2008年10月)
第一期支援計画、第二期支援計画の期間満了につき、ABAの支援終了。
Day Care CentreはICDSSに移行。