草もみじ
       
無事に種子が旅立てば、地上の葉や茎にはもう生き続ける理由が無い。地下の茎や葉への水や養分の供給を絶ってしまう。見捨てられた地上の茎葉は、もはや光合成を続ける余力もなく、葉緑素も失われてしだいにカロチンの黄やアントシアンやベタレインの赤が現れてくる。
   
2001年9月20日 八甲田山上毛無岱の草もみじ   奥の山は津軽富士「岩木山」

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